12月11日 (土)ムルギー〜メイドカフェ〜メロン渋公〜ハロプロ楽曲大賞


新幹線で東京へ。渋谷で師匠、コイタバしみハムと待ち合わせて、道玄坂のカレー屋「ムルギー」へ。
オーケンのエッセイに度々出てくる、伝説のカレー屋で、オーケン信者にとっては聖地なのです。
2chのOFF板で、「ムルギーでカレーを食べるオフ」なるものが開催されたりもしてます。
オーケンのエッセイに登場する、通称「むぐうむぐう爺さん」は他界されたそうです。ちょっと残念。
爺さんの仕事はオーダー伺いなんだけど、客が席についても、あまりにヨボヨボすぎてテーブルに辿り着くのにめちゃくちゃ時間が掛かる。
んで、オーダーの聞き方が、
「何になさいますか?」
ではなく、
ムルギーカレー卵入りですね?」
と、ハナからオーダー聞く気ナシ。決め付け。
まあ、爺さん自慢の逸品だけあって、激ウマらしいですが。


道玄坂方面からストリップ場を右手に見て、左に曲がると右にムルギーが。カレーの香りが気分を高めてくれます。
店内は寂れかけた喫茶店といった雰囲気。スポーツ新聞や、2ヶ月遅れの週刊現代が良く似合う。
オーダーは、迷うことなく「ムルギーカレー卵入り」。しかも大盛り、プラス350円也。
開店時間直後で他に客がほとんどいなかったこともあり、それほど待たずにカレーが運ばれてきた。三角に盛られたライス、鼻腔をくすぐるルウ、薄くスライスされた卵、福神漬けにチャツネ。
ルウの香りは食欲をそそるが、大盛りと普通盛りとの差が、値段ほどに感じられない外観にがっくり。
ご飯とルウを混ぜ、まずは一口。美味い。スプーンを運ぶ手が止まらない。
ルウの辛さに舌が疲れたら、オーケンと同じく、チャツネを少々なめる。甘くてホッとする。
再びカレーを口に運ぶ。今度は卵と一緒に。美味い。
半分くらい食べた頃に、大盛りと普通盛りの皿の大きさの違いに気付く。大盛り皿は、底が深い。
後半は、ご飯の量とルウの量を計算しながら食べる。ちなみにこれも、オーケンと一緒。
完食時の満腹感はひとしお。
絶対また行く。




楽曲大賞の準備をしなければならない大将と別れ、師匠と2人でアキバへ。メイドカフェ目当て。
合流予定の越後屋さんとるそ。さんが遅れるようなので、先に2人でメイドカフェ散策。2人とも下調べしてないのは問題。
でも、適当にプラプラ歩き回るだけで、3軒ほど発見。後から聞いた話では、アキバにメイドカフェは23軒あるらしいですよ。
裏通りの寂れたPCジャンクパーツショップや、プロレスショップの名を借りたキャットファイトムービー専門店等を冷やかし、待ち合わせ場所の秋葉原駅前へ。
どこの駅前にでも佃煮にするほどいる、金融ティッシュコンタクトレンズ割引券のばら撒き隊の中に、女子高生発見。まあユニセフかなんかの寄付集めだと思い、フラフラと近づくと、胸には「SKI」の刺繍が。
その女子高生はビラを配っており、そのビラには「制服向上委員会と行く、〇〇島ツアー」の文字が。
現役アイドルがアキバでビラ配りしてるよ!!


待ち人到着にはまだまだ時間があったので、SKIウォッチ開始。
ビラ配り隊は4人、プラス事務所のおっさん。うち、一人がかなり可愛い。SKIらしく、清く正しいルックス。残りの3人はまあまあ。(まあ、後から調べたところ、僕が気になった子は、23歳である事が判明。清くも正しくもなかった)
ディープなヲタが見ているのだろうかと探したところ、少々離れた場所で、5、6人が集団で見守っている。それこそ文字通り見守っている感じで、下手に声をかけたり出来ないような空気を醸していた。仲良さそうにしゃべってたけど、お互い牽制し合ってるんだろうな。
しばらくすると、SKI4人の内の2人がストリートライブ開始。一人はギター、一人はタンバリン。事務所のおっさんは携帯カメラの監視。そして何故か、「戦争を知らない子供たち」を披露。秋葉原駅前でですよ。なんなんだこの光景。
次の曲はオリジナルっぽい。でもまあアメリカ云々歌ってて、「戦争を〜」と似たテイストの曲でした。
ヲタは少しだけ近づいて、手拍子などで応援。ここでも控えめ。演奏終了後にギターケースにお金を入れたヲタが一人だけいた。その日僕が目撃した、唯一の積極的ヲタ活動。ボード出してる奴なんかいなかったぜ!!
ストリートライブ終了後は、再びビラ配り。
越後屋さん、るそ。さんお二方とも現われたので、メイドカフェに移動することに。
駅前を離れるついでに、可愛かった子からビラを直接受け取り、「頑張ってください」と声をかけたところ、「はい!ありがとうございます」と満面の笑みでレス。ちょう可愛かった。


目を付けておいた一軒目のメイドカフェは満席。しかも、数グループ並び中。予約だけして、そそくさと次の店へ。
二軒目も満席だったけど、幸いにも並んでる客はいなかったので、こちらで待つことに。
待ち時間10分ほどで入店。教室を模した店内は、紙袋を持ったアキバ系ヲタでいっぱい、、、と思いきや、半分以上は普通の客層。見た目普通の女子の2人組なんて客もちらほら。
ウエイトレスのコスチュームはバラバラ。メイド服、セーラー服、ネタ元不明の黒いワンピース、色々。ルックスは上々。一般的にはありえないレベルの高さ。
4人掛けの席に案内され、しばらく放置。メニューもお冷も出てこない。店内は賑わってはいるが、ウエイトレスの人数からすれば、十分回せるはずなんだけどなあ、、、なんて思ってウエイトレスを観察してると、彼女らの仕事出来なさっぷりにびっくり。客の「お水下さい」「注文お願いします」の声に返事はするものの、次の行動がひどく遅い。
しかし、そんなことでウエイトレス対して怒る客は一人もおらず、むしろ売りの1つなんだろうな理解。もたもたっぷりに萌え。待たされてる間は女の子見てればいいんだしね。
ちなみに、僕らのテーブルにウエイトレスがモノを置いているとき、隣りのテーブルの男性客がスカートの中を隠し撮りしてたらしい。師匠が発見。隠し撮りDVDがアキバで売られたりするのかな?
漫画喫茶のように時間制になっていて、90分間しか店内にいられない。コーヒー一杯500円は、普通なら割高だけど、あの雰囲気を味わえるんだから、妥当な価格設定か。
次に、ドンキの階上のメイドカフェへ。ええ、ハシゴですよハシゴ。
こちらはカウンター越しにウエイトレスとのコミュニケーションが図れるシステム。別料金でオセロやトランプで対戦でき、客が勝てば、グッズなどのご褒美がもらえる。プリクラは1000円。高いんだか安いんだか。
カウンターでコーヒーを飲んでると、上階のゲーセンからエレベーターで降りてきたカップルと目が合ったり笑われたりするのが醍醐味か。
一軒目に比べてルックスは落ちるけど、ウエイトレスとの距離は、こちらの方が近い。キャバクラに似た感じ。たぶん。


アキバから新宿に移動し、上海さんからメロンチケを受け取る。忘年会を入れてしまい、行けなくなったそうだ。数時間後の楽曲大賞での再会を約束した後、再び山手線へ。
渋公は人だかり。レオナと会い、CDをもらう。いっやほう。何故だかくろティーの分のビデオなども託される。重い。
珍しく、ごっしーさんがメロンの現場に来てた。取材だとか。ごくろうさんです。
開演10分ほど前に入場。15列目。観やすい。
アルバムからはもちろん、旧譜も織り交ぜられたセット。おなじみになった「運命」や「連打」などは、イントロ部分に工夫がされていた。そしてなんといっても「赤いフリージア」の導入部分の秀逸さったら。大谷、斎藤、村田、柴田の順で、それぞれが名前、誕生日、誕生花、その花の特徴、花言葉をそらんずる。柴田が「花言葉は純潔」と言った直後にイントロ。感涙。
インターバルに流れた「夏」のオリジナルPVの出来も素晴らしかった。マリリンモンローに扮した4人が、巣鴨刺抜き地蔵でロケ。最後は、下から扇風機で風を送られる斎藤がスカートを押さえてる画で終了。しっかりツボを押さえてます。
「聖なる鐘が響く夜」で耳塞いでた、了見の狭いヲタもいましたな。お前、オリジナル見たことあるのかよ。稲葉、りんね、あさみの3人による「ちょこラブ」を見たときの俺の気持ち(以下略
盛り沢山で楽しいライブでした。


終演後、外では辻狂いさんがビラ配り。やっすーさんに挨拶して、新宿へ移動。大阪屋にて飲み。
師匠、越後屋さん、はたPさん、運命さん、やっすー、辻狂い、ガリ。辻狂い日本酒呑み過ぎ!
仕事の愚痴とか他人の悪口とか言い合った。忘年会ぽくてイイね。


楽曲大賞開場30分前にロフトプラスワンに到着したら、既に長蛇の列。何に期待してるんでしょうか?
サンクスで酎ハイ買って飲みつつ並ぶ。くろティーに突っ込まれる。
中に入り、昨年同様2列目へ。前列にはアイム界隈のお歴々。高まる。後ろの席には、かなりの数の女子が陣取っており、「ハロプロも捨てたもんじゃないなあ」等と高を括っていたら、ピロスエさんのファンだった。むかつく。更に後方には、トキヲさん発見。高まる。
順位発表は100位から。いきなりつんく♂のソロ曲。開始早々ヒートアップ。
その後は割に淡々と進む。昨年よりも段取りが良かったんだと思う。
イベント最中、大将周辺がDSのピクトチャットで会話をしてたのが腹立った。たまにアイムのDSから乱入したけど、ことごとく無視されたのには参った。
VTRゲストは、みんな面白かった。特に、掟さんの菅谷狂いっぷり。セーラーズのトレーナーにサンバイザーをかぶり、ホワイトボードの前で指示棒駆使してケーシー高峰よろしく一人弁舌。内容はりしゃこ
菊地成孔のVTRも面白かった。惜しむらくは、バックの音が大きすぎて、インタビュアーと菊地の声が聞き取り辛かったこと。
PV部門は「かしまし」の1、2フィニッシュ。一同納得。PV解禁時に騒がれた「友情〜心のブスにはならねえ〜」がトップ10にも入ってないのは意外。「白いTOKYO」が入ってないのは心外。
残り20曲辺りになると、一曲一曲の発表時に、期待や不安に満ちた、歓喜や嘆息が客席から現われ始める。多分みんなドキドキしてる。
始めのどよめきは「かしまし」。トップ10圏外。ベスト20発表時点でPV部門の順位発表は終わっており、PV部門での「かしまし」の強さをみんなが認識した直後の出来事だったので、驚きもひとしお。
その後の10位発表では「涙が止まらない放課後」。こちらでは、諦めと絶望に満ちた「あ〜」という声が。
僕は、「白いTOKYO」が未だ発表されていない事にドキドキ。期待と不安を胸に、更なる順位発表を待つ。
6位の「あななし」で、Berryzは出尽くす。票のバラケは予想通りだったけど、10位以内にもっと食い込むと予想してただけに拍子抜け。キッズへの苦手意識を持った層は、まだまだいるなあ。
白いTOKYO」は2位。思わずガッツポーズ。あとになって思えば、CD一枚しか買ってないくせに、ZYXのサポーター気取りのこの行為は恥ずかしいなあ。前列のアイム界隈にも筒抜けだったし。
んで、1位は「浪漫」。はいはい、おめでとー。


終了後、師匠、越後屋さんと松屋へ。越後屋さんは帰宅し、師匠とサウナへ行こうとしてた所、楽曲大賞打ち上げ参加の誘いが。
セントラル通りの居酒屋で、20人ほどで飲み。大将は開始数分で、PSP発売の行列に移動。忙しい。
ワタナベ君の泥酔っぷりをみんなで暖かく見守りつつ、会は終了。スタッフは3次会のファミレスへ。僕と師匠は家で女子中学生をサルベージしに、新宿中央公園へ。
残念ながら女子中学生はいなかったので、傷心のまま東海道線で帰宅。ほとんど寝てた。